だいぶ日が開いちゃいましたが、猫島レポート最終回です。
ここに書き残しておこうと思った記憶もすでに怪しくなってきました(笑)
3日目は、初日に訪れた男木島へ再上陸。
初日に行けなかった男木島灯台と、島の名物タコ料理が目的です。
高松港から8:00発のフェリーに乗り、まずは男木島へ。
前回はここで往復切符を購入しましたが、今回は女木島にも立ち寄る予定なので、男木島への片道切符を購入します。
帰りは男木島で女木島への切符を、女木島で高松への切符をそれぞれ購入する必要があります。
8:40男木島港に到着。
すでに暑い…。予想を上回る暑さです。
これ以上暑くなる前に港の反対側にあるという男木島灯台を目指します。
港を背に左に5分ほど歩いていくと、民家に囲まれた坂道が現れます。
この道をずっーっと30分ほど歩くと灯台に着くみたいです。
30分。しかも坂道。ハチ?だかなんだかも飛び回ってる。
…なかなかハードです。
あ~、電動自転車借りればよかったな~。
でも振り返るとほら!良い眺めです。
乗ってきた「めおん」がまだ港に。
暑い暑い言いながらてろてろ歩いていたら、後ろから軽トラがやって来て
脇によけた我々に運転席からおじさんが話しかけてきました。
どこに行くのかと聞くので、灯台と答えると、おじさんが後ろに乗れと。
やったー!!ワープだワープだ!
田舎の人ってホント親切だな~。
以前別の島でもおじさんに拾ってもらって島案内してもらったし♪
だから島って大好きです。
そんなわけで歩き始めて10分もたたずに軽トラの荷台に乗せてもらい、
潮風を浴びながらのワイルドドライブ。
もじゃもじゃの汚い足が写ってますね。すみません。
お見苦しいのでぼかしときました(笑)
途中、同じく灯台を目指していると思しき男性を一人二人追い抜いて行きました。
すみません。ずるっこします。
歩いたらキツかったろうな~という道を軽トラでぐんぐん進み、10分ほどで灯台に到着したのでした。
男木島灯台は「日本の灯台50選」にも選ばれ、昔映画のロケ地にもなった石造の灯台です。
手前のお花がもうちょっときれいに咲いてたらよかったのにな~。
無塗装の石造りの灯台は日本にはなんと2基しかないらしいです。
もうひとつはどこなのか?
2基しかないって言われるとちょっと気になりますよね。
山口県下関市の角島灯台だそうですよ!
こちらもいつか観に行ってみたいです。
お隣には灯台資料館も併設されていて、小さいながらも男木島の歴史や灯台についてしっかり学べます。
また、資料館の後ろはキャンプ場になっていて、前日一組キャンプしてたみたいです。
我々が着いた時ちょうどお片付け中でした。
我々を拾ってくれたおじさんはどうやらこのキャンプ場の管理人?兼、灯台資料館の人?みたいな感じで、帰りはこのキャンプ客を後ろに乗せて帰っていきました。
さて、帰り路はワープなしの徒歩です(笑)
やっぱり虫は飛んでるし暑いしでキツイことはキツイですが、来る時と違って下り坂が多いので上りより全然楽です。
ミッションをひとつクリアしたところで、次は猫です。
お昼まではまだ時間があったので、初日に発見した「歩く方舟」近くの猫だまりに向かいます。
初日よりは青空だったので、方舟ももう一度。
猫さん、この日もいました!
やっぱり午前中のほうが幾分元気です。
海岸に放置された木材でばりばり爪を研いでます。
バックが海だと歩いてるだけでも絵になります。
こっちの子は砂浜で一生懸命穴掘ってます。
トイレですかね(笑)
アートな漁船をバックに。
安定のお昼寝組み。あ、透かしが被っちゃった。。。
この子はちょっと目が開きにくいみたい。
ネコじゃらしには食いついてくれなかったけど、
今日もたっぷり撮らせてもらいました。
お昼は「まどか」さんでタコ料理を。
これが本日のミッションのひとつです。
タコが名産だけあって、島にはタコ壺の山が。
目的のお店「まどか」さんは灯台への道の途中にあります。
我々が入店したとき、店内には他に地元の人が1名いただけでした。
タコが目的だったので、私はもちろんタコ天ぷら定食をオーダー。
タコがめちゃめちゃやわらかくて美味しゅうございました!
事前予約が必要な「ひしおうどん」も気になります。
次回行く機会があればぜひ食べてみたい!
のんびりお昼を食べて、キンキンにエアコンの効いた店内で涼んだ後、
13時のフェリーに乗船すべく港に戻ります。
女木島までの乗船券を購入し、ついでに男木島の思い出にお土産もGET。
男木島から20分ほどで女木島に到着。
こちらは初上陸です。
鬼が島伝説の地だけあって、鬼の灯台が出迎えてくれます。
防波堤の先端にある鬼の像の金棒の先が光る仕様らしいです。
女木島は高松県民の海水浴場として人気らしく、島に来る人の大部分は海水浴客っぽいです。
海水浴目当てでもなく、鬼が島伝説の洞窟まで行くわけでもない私は、港近くのアートを撮るだけ。
「カモメの駐車場」は、昨年、愛知県の佐久島でも見ました。
みんな同じ方向向いてるのにひとり天邪鬼な子が(笑)
そしてなぜかモアイ(笑)
高松のクレーンメーカーがイースター島のモアイ修復のために作ったレプリカらしいです。存在感あります。
「20世紀の回想」は、帆船とピアノのハーフみたいなオブジェでなんだかかっこいい。
海をバックに撮りたかったけど、青空が見えてたのがこちらの方向だったので仕方なく…
海水浴をしている人には絶好のお天気だったけど、歩き回る旅人には地獄。
汗と海風でべとべとです…。
港近くのアートを撮る以外に目的もなかったので、売店で売っていた懐かしのアイスクリンを食べつつ帰りのフェリーを待ちます。
3日に渡った猫島ツアーもこれで終了です。
高松に戻り、そのまま空港へ直行。
最後にうどんを食べる余裕もなく、高松を後にしました。
日光浴び過ぎて疲れたけど、充実の3日間でした!
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