猫島レポート1日目~男木島編~

やっとの猫島レポート

PICK UP掲載から1週間。
この1週間はなんだったのかと思うくらい、パッタリと注文が減り(笑)、
元の細々営業に戻りました。

やっと一息つけたので、記憶のあるうちに猫島巡りの旅日記を。

今回巡ったのは、香川県の男木島、女木島、佐柳島の3島。
最初に目を付けたのは佐柳島の“飛び猫”でした。

飛び猫

NHKBSプレミアム「世界ネコ歩き」でおなじみの動物写真家 岩合光昭さんも訪れたという佐柳島。
ポーンと島を飛び越えるにゃんこがかわいすぎて、私も撮ってみたいと思い、海の日の3連休に猫島旅を決行することにしました。

せっかく行くなら別の島も行けないかな~と調べた結果、猫+瀬戸内国際芸術祭の会場としても知られている男木島・女木島も行けそうだと分かり、旅程に組み込むことに。

―初日―
東京から高松までのフライト。
始めて使うLCCにちょっとドキドキです。

定刻通り8:20に成田を飛び立ち、9:45には高松空港に到着。
そこからリムジンバスで高松駅を目指し、うどんではなくなぜか徳島ラーメンで腹ごしらえ(笑)

出航30分前から乗船チケットの売り場窓口が開くので、11:30頃高松港へ。
待合室で窓口を探しましたが見つからず…。
男木島行の切符売り場は待合室の裏側にありました。

特に混雑もなく、12時ちょうどに高松港を出るフェリーめおん2に乗り込み、一路男木島へ向けて出航!
高松から男木島までは女木島を経由して40分ほど。フェリー代は大人往復で1020円です。
立派なフェリーで船酔いしやすい私にも快適でした。

高松から男木島

12:40男木港着。
下船してすぐに、瀬戸内国際芸術祭の作品のひとつで島の案内所も兼ねた「男木島の魂」があります。
ジャウメ・プレンサさんの作品だそうで、屋根がいろんな言語の文字になっていて、地面に落ちる影も水面に写る姿もアートしてます。

男木島の魂

事前のリサーチで、ネコたちは豊玉姫神社周辺に出没するらしいとの情報を得ていたので、とりあえず鳥居をくぐって歩いてみます。

すると早速鳥居の周辺で第一島猫発見!
日陰でじっとしてます。そりゃそうか暑いもんね~。

第一島猫

神社までの道すがら、これまたアート作品の「路地壁画プロジェクト wallalley」を眺めつつ、炎天下の坂道を上っていきます。

路地壁画プロジェクト wallalley

おっ、寝てました!すんごい寝相で(笑)

第二島猫

手前には双子でしょうか?動きがぴったりシンクロしてるにゃんこもいました(笑)

双子ネコ1

双子ネコ2

双子ネコ3

みんな民家の敷地の日陰になっているところで寝ていて、起きてくる気配もないので、次に進みます。

もう少し登っていくと、再び鳥居がありました。
ここが豊玉姫神社のようです。

豊玉姫神社鳥居

けっこう登ったようで、見下ろす海がキレイです。

豊玉姫神社からの眺望

お気づきでしょうか?実は上の鳥居写真にちょこんと座るにゃんこが確認できます。
そう!とうとう寝ていない島猫発見です!!

男木島ではネコへのえさやりは禁止されているようなので、ネコじゃらしで遊んでもらおうと試みます。

最初は汗だくでネコじゃらしを振り回す人間を冷たい視線で見ていただけのにゃんこですが、
不憫に思ったのでしょうか、最後はしっかり遊んでくれました。わーい

寝てない島猫

ねこじゃらしで遊ぶ島猫

このくらい遊んでやりゃいいか、とでも思ったのか、突如我々に背を向けて歩き出します。

立ち去るにゃんこ
鳥居と海とネコという絶妙なシャッターチャンスを期待したのですが、残念ながら撮れたのはこれ↑だけ。

しばらく神社で休憩しつつ別の猫が来ないかな~と待ってみたのですが、こんな暑い日中に動き回ってる猫がいるわけもなく…。

豊玉姫神社

仕方ないのでこの島でのもうひとつの目的、アート巡りに切り替えました。

芸術祭の開催年は昨年だったので、開いていない展示もあったかもしれませんが、そんなにしっかり調べて行かなかったのでその辺はよく分かりません。
熱中症になりそうなくらいの炎天下だったので、とりあえず現在地から近い中で私が撮りたいと思っていた「記憶のボトル」に行ってみました。

記憶のボトル

記憶のボトル ブルー

ボトルに詰め込まれた古い写真や玩具がいい具合にライティングされて、フォトジェニックな作品でした!

が、しかしとにかく暑い!!
エアコンも扇風機もなにもない小さな小屋なので、写真を撮ってる間にも汗ダーダーです。
外に出ても照り付ける太陽がまた暑い…。

次の作品を目指していったん港のほうに戻ると、最初に会った第一島猫がまだ同じ場所に居座ってました。しかも増えてる!!

港近くの島猫たち

後から別の子もやって来て

ゴマちゃん

ビールケースの陰にひっこみます。

ゴロゴロしたり、虫を追いかけたりと、人間なんて気にせず気ままに動き回るネコたち。
いつまでも飽きずに見ていられます。
…もうちょっと涼しければ。

重い腰を上げ、今度こそ次のアート作品を目指します。

しかし、そこに至るまでにまだまだにゃんこトラップが仕掛けられてます。
そしてその都度しばし立ち止まり撮影。

日陰にてお休み中
溝猫

目的にしていたわけではありませんが、途中にもアート作品がありました。

青空を夢見て

そして目的地まであと一歩のところで、最強のトラップが待ち受けてました!

猫団地

漁船(?)の下でだんごになってお昼寝してます。

お昼寝

今日一番のネコ溜まり!

かわいい。みんなかわいい。
中央でどーんと伸びてる子なんて別の子にパンチするわキックするわ(笑)
ずいぶんと大胆な寝相です。

もう目的の作品「歩く方舟」はすぐそこに見えているので、とりあえず撮ってきます。

歩く方舟

天気がイマイチなので写真もパッとしません…。

で、すぐに先ほどの溜まり場に戻ります。

起き出す子もいたり

寝起き

小さいけれど元気なひまわりも咲いてました。

ひまわり

最終船まであと30分といったところで撤収。

港へ戻り途中、冷たいBEERを求めて、土曜日限定でオープンしているという男木島漁協ビアガーデンに行ってみました。

男木島ビアガーデン

このビアガーデン、料理は長机に並んでいる中から好きな物を、
飲み物もそこで購入して席に持って行くというキャッシュオン方式です。
私が行った時はすでに料理はほぼありませんでした。

そこで飲んだビール!人生で5本の指に入る美味しさでした。

生ビール

特に変わったところもない普通のビールなんですが、とにかく暑い中歩き回って熱中症寸前だったので、冷えたビールが異常に美味しく感じたのです。
ちなみに普段はビール好みません。苦いので(笑)

ビールを飲んでちょっと回復し、港まで戻ります。

船もアート作品「男気プロジェクト」

アートな船

港に戻ると、船着き場のベンチの下でお食事中のネコ発見。

ゴマお食事中

カリカリが入ったエサ箱には「ゴマのえさ」とあります。
この子、ゴマちゃんという名前みたいです。もしくはゴマのなりすまし?(笑)

半日でしたが男木島を満喫して、17時の最終フェリーで高松に帰りました。

そして夜はこれまたなぜか土佐料理を食べ、長い1日が終了です。

予想以上に長くなったので、翌日の佐柳島編はまた次回にします!

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