そろそろ夏鳥が来てないかな~と期待して、葉が生い茂る前に軽井沢野鳥の森へ行ってきた。
緊急事態宣言前の駆け込みドライブ。
なるべく密を避けるためお弁当持参で。

8時くらいに現地着。
車はそこそこあった。

いつもなら沢沿いのポイントとかに鳥待ちの人が三脚構えてたりするんだけど、今回はいない。
まだピンポイントで待つほどの目撃情報がないのかな。

とりあえず一周。
毎年思うけど、1年ぶりだと鳴き声をすっかり忘れてて、これなんだっけ?のオンパレードだ。
みんな聞いたことあるんだけど…。

東京と違って軽井沢はまだまだ葉っぱが出ていない木が多い。
見通しはいい方なんだけど、耳同様に目もなまっててなかなか見つけられない。

探鳥リハビリ状態でも見つけられるのがミソサザイ。
体は小さいけどとにかく大きな声で鳴いてくれるし、以外と目立つステージに立ってくれるので探しやすい。

都内では子育て真っ最中だったエナガさんも、こちらではまだ雛の気配はなく、単独で水浴びに来ていた子に会った。
単独行動って珍しい。
つがいになってるのかな?繁殖シーズンは団体行動しなくなるのかしら?

あと多かったのは安定のガラ系。
ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、シジュウカラ、みーんな居た。
シジュウカラはけっこう大きめの毛虫をべしべししてるところを2回ほど見た。
ヤマガラ&コガラはわりと高い木の上の方をちょこちょこ動き回っていたので撮れてない。
ヒガラは水浴びしに下りてきたところを撮れた。
バシャバシャ豪快に水浴びしててかわいかった。
その後濡れ羽を毛繕いしてる姿もまたかわいい。

結果、オオルリやキビタキなどの期待した夏鳥には出会えなかった。
新緑具合を見ても、まだちょっと早かったかな。
キビタキなんて数日前に都内で声聞いたしな。

夏鳥は残念だったが、ピッキオのブログで存在だけは知っていたベアドッグに会うことができた。
まだ3歳って言ってたけど、体も大きくて頼もしい。そして賢い。

カレリアンベアドッグって犬種で、この日会った子は日本生まれだって。
適正テストをクリアしてベアドッグとして頑張ってくれている。
我々が安心して野鳥観察を楽しめるのもこの子たちのおかげた。
ありがたやありがたや。

そうそう、軽井沢は桜が満開だった。
今年は東京、佐久、軽井沢と3回も満開の桜を楽しめた。

撮影:2021.04.24